お知らせ - 新年のご挨拶 2013年1月1日掲載
津田一郎会長

写真は哲学である

(六神通力でシャッターを押す)

 会員の皆様、賛助会員及び関係各位の皆様、新年あけましておめでとうございます。

 3.11東日本大震災以後、この国には閉塞感が漂っていましたが、昨年暮れの衆議院議員選挙の結果を受け、新政権に対する期待感があって株価が上昇、円安傾向になっています。カメラ業界もここ数年整理統合され、デジタルカメラも生産が伸び、世界に対して日本が一歩リードする状態になっています。

 日本写真作家協会は、発足25年、一般社団法人化して3年になり、この国を代表する最も理想的な誇りを持った写真家の団体を目指しています。

 本会の最も大きい事業のJPA展は、東京展が無事終了しました。今後の予定は、大阪展が1月16日〜20日、広島展が3月19日〜24日までとなっています。

 第24回の東京展は会場が上野の東京都美術館に変更されます。スペースが広くなるので、新しく何が出来るかを実行委員会が検討中です。

 一昨年から会のホームページが一新されて、新企画「Web写真展」や、会員写真展の開催リポート、賛助会員各社のニュースを掲載するなどして評価を頂いており、会の知名度は飛躍的に高まりました。結果、会員数は少しずつ増加の傾向にあります。JPAが社会的にもっと広く認知され、魅力的な会になるように努力を重ねたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、いつものように「写真は哲学である」というお話の続きをします。天人が思い通りにどこへでも飛んでいき、種々の奇蹟を現す能力を六神通力の一つ「神足通 (じんそくつう)」と言います。

 ある日、久米仙人が飛行中に川で女性が洗濯をしているのを発見!! 着物の裾が割れ、白い太腿を見たとたん、久米仙人は空から落っこちてしまいます。神通力は長い修行の末に身に付くものですが、消え去るのは一瞬という儚い側面をもっています。

 六神通力の一つ「天眼通 (てんげんつう)」は、自他の世の中すべての事を見通し、未来のあり方を知る能力で、もし天眼通が備わっていれば、この世の森羅万象を見通し、シャッターを押すことが出来るかも知れません。

 本年も皆様の一層のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
一般社団法人 日本写真作家協会   
会長 津田一郎