会員作品紹介 - 写真展リポート
山田 昇 写真展「東京という島 − Tokyo Island」 (会員No. 926)2012年9月14日掲載
2012年9月13日(木)〜19日(水)
オリンパスギャラリー東京
101-0052 東京都千代田区神田小川町1-3-1 NFB小川町ビル1F
地下鉄小川町駅/淡路町駅A6出口エレベータ前, 03-3292-1934
10:00〜18:00 (最終日15:00まで、日・祝日定休)
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(各画像をクリックして拡大) 山田 昇会員
使用カメラを伺ってビックリした。なんとフィルムの「キヤノン7S」をお使いとのこと。このカメラを手に東京都内の新宿、池袋、銀座など、島を周遊するように仲間のJPA会員達と2008年から今年まで月に一回位スナップして歩いた作品だとのことです。
このタイプのカメラは、被写体にあまり圧迫感を与えないので、こうしたふらりと行く撮影には最適でしょう。自分もかつてはライカやライツミノルタを首に下げてあてもなく町撮りした経験があって楽しかったことを覚えています。
町の風景のなかで、さりげなく人物を配した作品が多い。シルエットで人物を表現したり、カメラを構えて偶然通りかかった人物を手前に取り込んでうまく奥行きを表現している作品もある。冷静に狙いを絞るベテランのうまさと落ち着きが感じられ、作品は半切で計40点の力作です。
氏は9月28日からは東京コニカミノルタプラザギャラリーで今度は埼玉の秩父路を撮った写真展を開かれる予定です。(記:広報 丹羽 諭)