会員作品紹介 - 写真展リポート

 原 隆利写真展「1300年 〜時空を超えて〜」 (会員No. 515) 2012年6月8日掲載

原 隆利作品「祈」 2012年5月23日(水)〜28日(月)
島根県立美術館 ギャラリー
690-0049 島根県松江市袖師町1-5
松江駅バス6分「県立美術館」下車, 0852-55-4700
10:00〜日没後30分 (入館は日没時刻まで, 火曜日休館)

5月26日(土) 14:00より会場でギャラリートークあり
会期中の日没時刻は19:12〜19:17

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解説する原隆利さん
解説する原隆利さん
古代出雲 ピンホールカメラで見事に表現

 JPA会員の原隆利氏は、もう一方出雲市議の顔を持つ写真家である。松江市の島根県立美術館にて写真展を開催し、多くの鑑賞者で賑わった。

 古事記1300年を機に当時の光景をイメージし、現代に再現しようと思い立ち、写真表現に人一倍こだわりの原氏は、デジタルカメラ全盛の時代、あえてレンズを使わない自家製のピンホールカメラと大型フィルムでの撮影に挑戦し、モノクロのサブロク大型写真で、時空を越えた出雲地方の原風景を表現、見る人を古代出雲神話の世界にいざなうことに成功。

 期間中のギャラリートークでは、3年前からの試行錯誤の連続で、ピンホールの一番適した穴のサイズ、プリントの和紙とインクの相性、撮影の苦労話など、興味深いトークで聞く人を沸かせた。
(記:福島多暉夫)