会員作品紹介 - 写真展リポート
森公夫写真展「時空アメリカ西部」 (会員No. 886)2012年5月9日掲載
2012年5月8日(火)〜16日(水)
ポートレートギャラリー
160-0004 新宿区四谷1-7 日本写真会館5F
四ツ谷駅四ツ谷口徒歩3分, 03-3351-3002
10:00〜18:00 (最終日14:00まで)
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出展作品より
森さんは昨年6月に長野県の地獄谷の猿を撮影した写真展を開かれたが、その撮影は冬場だった。お話を伺って見ると、なんとその他の季節にはアメリカ西部のアリゾナ、ユタ、ワィオミング、カリフォルニアの大自然を撮影しておられたのだ。約10年の間、9回渡米して計92日間レンタカーを借りて回って、なかには空撮もある。410本のフィルムの中からのセレクトもまた苦労されたとのことです。
作品は計50点。アメリカの太古の大地をダイナミックにとらえている。赤い岩肌は決してフィルターを使ったわけでなく、時刻によってその色になるそうだが、シャッターを押すまでには時間も相当かかったであろうと推察した。
平均で年1回の撮影とはいえ、ツアー参加ではないので、ホテルやレンタカーはすべてご自分で予約して地図とにらめっこなさるそうだ。根気がいるテーマの撮影をなしとげられた森さんに敬意を表したい。(記:広報 丹羽 諭)
森公夫作品より