会員作品紹介 - 写真展リポート

  虎井誠光画展「変貌の街 -transfiguration-」京都展 (会員No. 896) 2012年5月15日掲載

虎井 誠 光画展 開催案内 2012年5月2日(水)〜6日(日)
京都府京都文化博物館
604-8183 京都市中京区三条高倉
地下鉄烏丸御池駅5番出口徒歩3分, 075-222-0895
10:00〜18:00 (最終日17:00まで)

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虎井 誠 光画展 会場案内



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会場にて 虎井誠さん  東京の下町をテーマにした生活風景の作品。中でも3年余りの工期をかけて本年5月に開業の運びとなる東京スカイツリーの頂上に重機2台が乗り、最後の仕上げを急ぐ風景は、今の日本をどの様に方向づけるものかと思われる。

 また一人の僧が身動きもせず物乞いに立つ昔からよく見る佇まいも、何をか考えさせられる印象を受け、奥深いものを勉強させていただきました。

 作品の作者が紙に羽毛で乳剤を塗って作り上げる、その羽毛目の残り具合。フレームも作品に合わせてホームセンターに通いつつ材料を見つけて作られる。銀塩の経験者は写真談義をしたならば1日や2日では終わらない。またいくつもの教室を開き「人に教える事が一番自分の勉強になる」と言う。希望はアメリカ・メトロ11番街で個展を開くこと。

 物事や風景を見る目を持ち、枠にはまらず印画紙やフレームまで自作の世界を持たれる。まさに写真を愛する写真家の鑑ではないでしょうか。機会があれば虎井さんの暗室、訪問させて頂きたくおもいます。
(記:藤井晶夫)