会員作品紹介 - 写真展リポート

 鬼界順写真展「Il Labirinto Bianco 〜南イタリアの白い迷路〜」 (会員No. 980)   2012年3月14日掲載

鬼界順作品 Serenata 2012年2月6日(月)〜3月2日(金)
ペンタックス大阪ミニギャラリー
542-0081 大阪市中央区南船場1-17-9 パールビル
地下鉄長堀橋駅1番出口徒歩2分, 06-6271-7996(代)
9:00〜17:00 (土・日・祝とペンタックスの休業日休館, 最終日16時まで)

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 ペンタックス大阪ミニギャラリーでの写真展「Il Labirinto Bianco 〜南イタリアの白い迷路〜」は、同じエリアで(心斎橋)、同じ時期に、ホテル日航大阪で、写真展「ペルソーネ」を開催させていただいていることから、意識的に全く異なる視点のものを目指しました。「ペルソーネ」は人物の表情、笑顔、躍動を感じさせるものを集めたのに対し、「ラビリント」では、一転して、白を基調に、町並みの静寂感を大切にし、人物も、アーティストの背中や子どもたちの横顔など、「姿」で静かに物語るものを集めました。

 展示数15枚でひとつの作品を意図しましたが、その中で、ご来場いただいた方に最も好評だったのは (1) の写真。少年と幼い妹の、何気ない一瞬を、幸運にもシャッターに収めることができました。そして、私のお気に入りは (2) の写真。写真展では最初の一枚目においたこの風景は、マルティーナ・フランカの城門と、その前野にひろがる石畳の並木道。撮影者本人のひいき目か、アンニュイな午睡のひと時の、南国的な陰影が、プリント越しに眺めていても飽きることのない一枚のように思われます。

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(1) 兄と妹 (Martina Franca) (2) 街路樹 (Martina Franca)
(1) 兄と妹 (Martina Franca)
(2) 街路樹 (Martina Franca)

 今回もまた、ペンタックス大阪サービスセンターの皆さまには、大変お世話になり、心より御礼申し上げます。そして、セレクション、構成、作品の発掘につきましては引きつづき、嶋原浩氏のお世話になりました。

 次作もぜひ、魅力の尽きない、南イタリアを発表していきたいと思います。
(記:鬼界 順)